the counter pop’s blog

ロックバンド ザ・カウンター・ポップのブログです!

ようこそようこそお花畑とマッシュルーム王国へ





 いやぁ 出てたよ!! 
久しぶりにアマゾン開いたら
お奨めされ ちゃってさぁ・・・
金ないってのにぃ
 あっ、新しいCD the COLLECTOERS の
幻の音源「 ようこそようこそお花畑とマッシュルーム王国へ 」
ってやつなんだけどね
しかも、 DVD付きだってさぁ 
 買った?
 そう、それでこれ、当時 MINT SOUND ってところから出てたんだよねぇ
で 早速送ってもらうようにって お願いはしたんだけど
 音質とかねぇ・・・。 
 どう出るかねぇ
 どうなの?
 心配だなぁ・・・ 


当時あのレコードを持ってたのは 友人らの中でも 
りゅうじくん と 我らがギタリス
トのショーケン氏だけ
だったから 俺は借りてレコードで聞くか ほとんどは
カセットに録音したやつを聞いてたんだよねぇ
部屋のコンポとかカーステレオでね・・・
 まぁそのカセット、クローム・テープにパンパンに
音圧あげて録音したサチュレーションのかかった
いい感じになるまで2,3回は録り直したりしてねぇ
だから、その感じが良かったっ
てのもあるにはあるけどねぇ


 リマスタリングがさぁ どんな感じになるか? って
あるじゃん? あるのよ ここが一番肝心!
妙にスッキリとかしちゃっても 嫌だしねぇ
誰がどこでってさぁ、全部、N・Yはスターリング・サウンド
以って行けばいいのにっておもうけどねぇ・・・
そこのあたりは こだわり屋のメムバーたちだから
いい感じで作ってあるのかね
 勿論、他でもいいマスタリングなんかは
いっぱいあるしねぇ
 最近じゃぁ日本のいいマスタリングにあたると
これは世界一!かも、なんてのもあるくら
いだし





 そういえば、昔 五反田の郵便貯金ホー
ル(ゆうぽうとホール?)
に キンクスThe Kinks)がニューアルバム『フォビア』を
出してた時の来日コンサートに行った時に 俺たちも
前から5列目くらいの席だったけど それより前に
ザ・コレクターズのメムバーが見に来てて じゃぁって
サインを貰いに
行った事があって
 その時に、リーダーの加藤氏に
聞いたことがあるんだよねぇ
もう20年位前の話だけど、 


 「あのレコードってCDにしないんですかぁ?」 


って


なんか、変な間があって
サインも書きながらだし
気のせいかもしれないけどね


 「アレは、しないよねぇ・・・」 


って返事が返ってきてね 
ガッカリしたことがあったんだよ
なんかあるのかなぁ?
とか思ったりもしてねぇ
けどね ついにね!! 
 再発おめでとう!
心よりコングラチュレーションっって
言っておくよおれは
 何しろ良くできたアルバムでさぁ
死ぬほどほどきいたかも(笑)
それでこれ、8TRのテープレコーダーで
録音したっていうんだけど
その辺りは当時だからフツウだしねぇ
そんなものだと思うんだけど
それより 内容が良いのさ
 ないようってさぁ メロディーの
センスと日本語の乗せ方が バツグンだったんだよね





 当時だと そもそも日本語でロックは無理とか(笑)
よくわからないことを言い切る人が大
勢いて なんか
世間の雰囲気も そういうのがあ
って まだまだ
カッコイイ=(イコール)英語風(なまり)の日本語 だったわ
け 未だにそういうのってあるけどね
否定する気もないしぃ
これはいわゆるロック系の場合だけどね!! そもそも
主流は歌謡曲だったわけだしねぇ
 前の世代のロック系だったら シーナ アンド
ロケットとかねぇ?そのへんくらいしか
ぴんとこなかったかなぁ 目だったところだとねぇ
そんで、歌謡曲の世界だったら『阿久 悠』とか 『なかにし 礼』と
か「千家和也」は 
かっこよく日本語の語感を そのままメロディーに
してたからねぇ
そう考えると つまりは ビートルズと日本語
(歌謡曲)をかっこよくうまく合わせたのが ザ・コレクターズって考え
ちゃっても いいと思うけどね
ただ、メロがさぁ歌謡曲のそれとは
ちょっと違うんだよねぇ
謡曲を否定出来るだけのパワーがあったってい
うかさぁ


 俺の場合 G.S. っていうと どうもそのメロディーの
臭さと 語感の悪さが苦手で
大勢でっていうか合唱みたいな感じが特にね
ニゾンて意味がそもそも解からない
 同じくロック系でも
はっぴいえんど とかも日本語ロックの祖みたいに
言われてるけど どうも語感が ピンと来ないしねぇ
同じ『松本隆』なら 聖子ちゃんの時代になってから
のがぜんぜんすきだしさぁ そういう意味じゃ 
荒井由実嬢っていうのは 突出しているねぇ
早いよね センスが 圧倒的に





 で そのザ・コレクターズの『ようこそ〜』っていうのが
ビートルズの初期の演奏に どっぷりとしたサイケデリア
感がまとわりついててね なにやら凄い事になってる
 サイケデリアっていってもUKの方のね(シスコ系じゃなくって
ね) しかも日本語じゃん それに詩がまた聴いてて
面白くてね かっこだけつけてるっていうのじゃなくってね 
 ザ・コレクターズを語る時に よく使われるんだけど 
なんていうか "フィット感" が強いっていうのかさぁ 
そういう感覚があったっていうのも はじめてかなぁ 
ザ・ブルーハーツもいいけど サウンドも詩も "俺の" 
じゃないんだよねぇ でも ザ・コレクターズは違ったんだ
その辺がね "俺の" バンドなんだよね 
わかるかな?
 そういうのってそれぞれあるでしょ?
どう?


 それでもっと言うと 当時の情報量のなかでね 
今見ても どっこも辻褄が狂ってないっていうかさぁ
細かいところまで 行き届いている みたいなね
 サウンドだけじゃぁなくってヴィジュアル的なこととか
その他いろいろ
 例えば、三つボタンのジャケットとかさぁ 
そういうのもねぇ
モッズなんて言った
ってさぁ
その前の世代だと The Mods ってバンドだと
どうも モッズです!って 皮ジャン
で出てきたりさぁ(笑) いや それはそれでカッコ良くて
好きだけどね 歌も好きだったしさぁ なんていうか
ディテールの懲り方がキチンとしてる?(笑) いや、俺なら 
なんでも自由でかっこ良きゃいいじゃん って思うところ
だけど 拘るっていうなら 細かいところまで拘らないと 
なんか急にしらけちゃったりするじゃん?
そういうところがね信用できるっていうかさぁ
結構大事なんだよねぇ
きちっと騙されたい みたいなね 


 えっ? ネットとかなんてないからね ズート・スーツだ 
ファイブ・インチズ・ロングだなんだとかなんとか?
言われてもさぁ 
全然分らない頃にね?
べスパのイタリアン・バイクと三つボタンのスーツに
モッズ・パーカー着て リッケンバッカー弾いてさぁ 
こういう組み合わせってね? 面白かったよね
まぁ変わった人が来たみたいな(笑)つまりはね。


コスプレ?(笑) いや だけどスター性っていうの? 
カリスマ だからね ロックスターだよ こうじゃなくっちゃ
ダメでしょ? 
 笑っちゃうけど 今でもビートルズのコピー
バンドとか出てくると リクルート・スーツだったりとか
本当にあるじゃん?(笑) ざっくりと背広!
で括ってるてきなさぁ
背広かそうじゃぁないか?みたいな分け方?
いや、好きだよ!! その隙の
ありようがさぁ 好感持てるよね
ロックかそうじゃぁないか?って言ったら
断然ロックだしねぇ でも そういうのって
面白いっていうよりさぁ 
いろいろな人がいるよ、みたいなねぇ
かわいらしい感じにはなっちゃう
みたいなねぇ・・・





 で、この話も散々書いてるけど そもそもザ・コレクターズ
なんで知ったかっていったら 夜中に『11PM』っていう
大人の情報番組(エロス)で 最先端の変人さんを
紹介する みたいなコーナーがあって 今
で言う 平成モンド兄弟
(今で言うじゃあないか)ぁ(笑) ワハハ本舗の強力コンビ
の前に紹介されて(確か玉キンを影画にして映すっていう
凄いやつ) 彼らは、スタジオライブをやったんだよねぇ
そのあと売れる前のマチャミと柴田理恵が二人場織り
もやってたかも・・・。
で、そこで『僕はコレクター』 ってヤツをさぁ 
聴いたわけ!何しろこれが強力で
「コレだっ!!」 ってなにが「コレだっ!!」 かわからないけど
まあそう思ったよねぇ 
今考えると THE WHO っぽいかなぁ
サーカスのピエロみたいな印象?椅子から転げんばかりの
当時のドラマー・リンゴ・タマキ氏とかねぇ
ドラマーは今より好きだな
ギタリストはリッケンだったし
加藤氏もユニオンジャックの三つボタンでね
なんだろうって?


 まあ話は尽きないけど このアルバム 
ようこそようこそお花畑とマッシュルーム王国へ』
全曲名曲って言っていいと思うんだけど
1曲だけって選ぶとしたら俺的には 『扉をたたいて』
っていうコンボオルガンの美しいバラードがあって
それかな? ちょうどドアーズの『水晶の舟』かコレか?
ってくらいナイスだね っていつも思って聴いてるけどねぇ


 とりあえず 発売記念ってことで 別に金もらって
書いてるわけじゃないよ(笑) 若い人にも ビートルズ
世代のオジサマ方にもお奨め 数量限定!! 急げ!!

















               かし子   












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by Rocker's Delight 4月号
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いきなりディスクガイド!! 今週の3枚


「別冊」Rocker's Delight / Group's Choice


◆キクぜ!!超クールなロックオヤジ養成講座


  The Megaphonic Thrift / Decay Decoy


◆目指せ!!激渋ロッケンローラー矯正編(涙)


  Dean Martin / Gentle on My Mind


◆あなたの人生を豊かにするちょっとディープなカーステレオライフ!!


  Blackman Akeeb Kareem / Tomorrow