the counter pop’s blog

ロックバンド ザ・カウンター・ポップのブログです!

542.『ザ・コレクターズの武道館ライヴに行ってきたよ!』

『ライヴ後のメンバー』
20170304204308


 さぁ、そういう訳で
ってぇ、2017年は3月1日 日本武道館 
ザ・コレクターズ デビュー30周年公演に
行って来ましたー!

 いやねぇ、30年見てるバンドだからねぇ
なんとも 感慨ひとしおっていうの?
ちょっと泣いたりして
ねぇ

 そんな我らがコレクターズ
少し前に ベーシストが脱退して
それでもすぐに いい感じの人が加入して
よかったーって思ってたら
この武道館公演の発表のすぐ後で
今度はなんと
ドラマーの脱退があったりして
 いやあ大変だねぇって 
心配なんかして
たりしてさぁ

 実は、去年の暮れのクリスマスに
横浜は赤レンガでライヴがあって
新しいドラマーになってすぐ
ってのを見てるんだけど
その時は、スゴくいいドラマーなんだけど
少しばかり若いっていうか
テンポ感が なんていうのか
ジェネレーション・ギャップが
ありっていうの?どっちが
どっちっていうんでもなくってね
 コレクターズの曲って 少しミドル寄りだし
なんあていうか、間、みたいなの?
そういうのが
若い人には合わせずらそう…
みたいな?まぁ、そりゃぁそうだろうけど
ドラマーってそれぞれが持ってる
テンポ感みたいなのがあるし
そことのすり合わせみたいなのが
まだできてないのかなぁ
って?
 何しろ、なかなか合わせづらそうにしてて
どうなのかなかなー みたいなね
 尚更心配っていうの?(笑)

 ところが 今回この武道館公演で
そのあいだって四ヶ月くらいか?
いやぁ、大変だったろうねえ?
スゴい勢いでバンドの音に合わせてきた!
スゴいねぇ って一番感心したのは
まずそこかな いいドラマーだ!!
 で、いて、タイトかつスピード感があって
以前のドラマーよりも全然いい感じでさぁ
 って、軽く別なバンドみたいになってた

 なにしろ、っていうか いいところで
いい感じに テンポが走ってってて
旧メンバーをグイグイと ギリギリのところまで
引っ張っていくくらいで
バンドにいい刺激が与えられてたみたい
 若いってはいいね(笑)

 って、旧メンバーも
感心したんじゃないかねー
どうもドラマーの彼、九州男児だってことで
流石、なんていうか男気のあるドラミングだね
 ドラマーの話はこれくらいに...。

 先週、1曲目はなんだろうって予想して
勝手に盛り上がってたんだけど
なんとも案外ストレートに
『愛ある世界』
とキタっ!

レーザー光線がイカしてた「青春ミラー」
www.youtube.com

 フツウに考えれば 結構そうなんだろけど
30年もやってるし そこはどう来るか?
って思ってたんだけどね

 まぁ、始まるや否やドッカーン! ってキタね
やっぱこうこなくっちゃだよ
 武道館ライヴなんていっても 最近はもう
全然行ってなくって
大分前に、レニー・クラヴィッツとか 
ストーン・ローゼスとか
昔にエリック・クラプトンとか
そんな記憶しかない
んなんだけど
ビックリしたのは 音が良くてさぁ
 それってのは、技術の進歩なのか いい
音響マンだったからなのか
どうなのかわからないけど
 先に見てた レニーやローゼスよりも
いいくらいだった

The Who - Who Are You?
http://www.youtube.com/watch?v=PdLIerfXuZ4www.youtube.com

 でって、なにより 曲がいいからねぇ
ヒットパレードだよ(笑)一人紅白歌合戦
ほんとうに
ってそれでも あーアレやんなかったなぁ とか
そういうの いっぱいあるからねぇ
まだ4日間くらいは続けても 同じような
クオリティーでライヴが出来そうだったね
 本人達も半分冗談で

「ようやく身の丈に合った
  ハコでライヴができるゼー」

って言ってたけど まぁ本当にそんな感じでさぁ
 デカいハコに嵌まるサウンドだったんだねぇ
 って いやぁ 1日だけなんて
もったいない...

 まあなにしろ クセっていうか 
アクがっていうか いろいろ強すぎるところが
あるグループだし 
ずっと売れる売れるって言いながら 売れないし
本当にもったいないけど まあそれでも 
30年かけて 収容人数
1万3千人と言われる武道館が
埋まるくらいまでは ジワジワと
ファンを増やして来たんだね

 あ、余談だけど ソールド・アウトまで
あと7枚だったとか...。

 つまるところ
なんていうか
日本に ロックの文化が無い って
そういうことなんだろうねぇ
特にロック好きの人間が特別に
愛して止まない
レイト60'sなんて呼んでる
ロック音楽の一番いい時期のサウンド
っていうのも もう知らない世代が殆どだし
残念で仕方がない

 って かといってさぁ
今の50代とか40代で
ロック、ロックって言ってる連中となると
なんていうか 洋楽志向が強くて
日本人っていうだけで シャット・アウトしちゃう
ようなところもあってさぁ 
それはそれで
逆に面倒臭いみたいなね

 つまり音楽がわかって好きで聞いてる
っていうより
洋楽のロックにかぶれてる俺が好き 
みたいな?
そういうことなんだろうなぁ
...って思っちゃう?
 そういうのもイヤだ
なぁ

 それでいても、っていうかさぁ
そうは言ってもだけど
本人達っていうか、バンド側も
UKサウンドとか モッズだとかって連呼してるし 
まあそういうジャンルで括られたいって
アピールなんだろうけど それはそれで
煩わしいようなところもあって
ただの『ザ・コレクターズ』で いいじゃないの?
って 俺なんかは思っちゃうけど 
 どうなの(笑)?

 だって今時 ジャンル?
とかって看板背負ってるのは
どーかなー?  そういう意味だと
今の若い人達の方が もっと純粋で賢いよねー

 なんていうかさぁ ロック音楽
を好きな奴らなんて
学校で居場所が無かったり
会社とか社会から爪弾きになってたり
どことも折り合いがつかなく
なってたり、とかって
 行き場所が無くなってて最後の拠り所で
ギリギリなところで
集れるみたいなところじゃん?
 って俺は少なくとも、そうだけど

 そこでさー 行ってみたら
また モッズのマナーとか?
偏狭で小さな村社会みたいのが
出来てて
そこの集団にまた属さなきゃ
いけないのかなんて...
 ってじゃない? どう?
もっと風通しが良くってよくない?
 そこが
ちょっと残念なところ わかる?
 スクーターランでうっとり来る奴ら
なんて、祖先入口の
おいしいところだけ舐めて
直ぐに飽きてどこかに
行っちゃうんじゃぁないの?
 ダサダサだけど、一人で
やってきてさぁ、バンドのTシャツ着て
踊ってる奴ら、そういう奴らのほうが
俺は信用できるよ
 そういう奴らのよりどころに
なって欲しいなぁ

 もっと言うと 学校のルールが守れなくてさー
飛び出したヤツが ヤクザみたいなものに憧れて
それに属すじゃない? でもそこって
学校どころじゃない 不条理なルールに縛られてて
もっともっとって がんじがらめになるじゃぁない?
そういうのが
わかってるのに... 
どうして?っていっつも
思うんだけども…
 何もそんなところに
行かなくたって 社会にとぼけて
溶け込んだフリをしてれば
よっぽど楽しいだろうに、って
 って、そういうのに近い
疑問

 どこまで行っても 人は自由になれないのか?
ってそういう話なんだけどねぇ
 ヤクザがヤクザの格好してたり
ヤンキーはヤンキーの服着て
リーマンはリーマンの浮かない顔で
パンクスはパンクスの服着て中指をたてたり 
 ってそういの?って何だろう
ミュージシャンらしい格好とかっても
あるでしょ?
 って、もういい?(笑)



 まあ そういう訳で
ザ・コレクターズの話に戻るけど
行ってない人のためにセットリストを

(01)愛ある世界
(02)ミリオン・クロスロード・ロック
(03)TOUGH
(04)夢見る君と僕
(05)たよれる男
(06)プラモデル
(07)世界を止めて
(08)悪の天使と正義の悪魔
(09)2065
(10)ロックンロールバンド人生
(11)僕は恐竜
(12)未来のカタチ
(13)タイムマシーン
(14)DOGRACE
(15)SPACE ALIA
(16)青春ミラー
(17)NICK NICK NICK
(18)Tシャツ・レボリューション
(19)百億のキッスと千億の誓い

アンコール
(20)ロマンチック・プラネット
(21)僕はコレクター

アンコール2
(22)恋はヒート・ウェーヴ


 と、まあ 全22曲
まだまだ 地球の歩き方とか
マンデー、MOON LOVE CHILDとか
他にも いろいろ やって欲しい
のもあったけど
 大満足の夜でした!

 追伸 僕らの曲もよろしく
 大人気日本サイケ・ロック登場! 
『The Counter Pop / 愛の泉』
www.youtube.com


20170304204307


20170304204310


               かし子



−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
by Rocker's Delight 3月号
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
◆◇◆ いきなりディスクガイド!! 今週の3枚
「別冊」Rocker's Delight / Group's Choice

◆キクぜ!!超クールなロックオヤジ養成講座
  Hooten Tennis Club / Big Box of Chocolates

◆目指せ!!激渋ロッケンローラー矯正編(涙)
  Nancy Priddy / You've Come This Way Before

◆あなたの人生を豊かにするちょっとディープなカーステレオライフ!!
  Erasmo Carlos / Erasmos Carlos E Os Tremendoes