the counter pop’s blog

ロックバンド ザ・カウンター・ポップのブログです!

709.『 2020年 Rocker’s Delightレコード大賞』

 

 

2020年  Rocker’s Delight レコード大賞決定!!!


令和2年 12月19日 土曜日

/晴れ 7℃

 

さてさて、2020年も終わりに近づいてきたけども

今年はどうでしたか?

 

では早速、毎年恒例の Rocker’s Delight レコード大賞

が始まりますよ!

 

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先に…

今年はコロナの影響で年明けからいきなり

訳がわからなくなった…

俺的には、2019の10月に北京、正月はバリ島

2月の中旬にはパリに行ったんだけど

どれもこれもが際どかったっていうか

すれすれのギリギリ!

パリのロックダウンはなんと、帰国後一週間だったよー‼

で、ロックダウンの一週間前で俺の滞在中のパリは

マスクなんてしている人は皆無で

きっつきつのカフェで

みんなで酒飲んだりしてたwww…

 

その後はみんな知っての通りでの大混乱

 

と、いう訳で

一年通じて俺の大好きな

脇田もなりちゃんのライブも

結局事務所内で開かれた小さなものだけで

その他は開催されなかった…

 

これまた、時々参加している30年くらい

応援してる ザ・コレクターズ

長い間ライブを控えていて

今月はいよいよリーダーの加藤ひさし氏の

還暦記念でもってって満を持して観客の人数を抑えながらの

2部制の公演が開かれた!

 

はたまた、これまた行ける時には

必ず行ってる、古内東子さんに限っては

なかなか積極的な展開でして

何度かライブを開催し

Billbord YOKOHAMAでのライブには

俺もも参加しました

 

Billbord YOKOHAMAは 

Dinnerも取れるライブハウスって体で

通常だと食事を取りながらの

ライブ鑑賞になるんだけど

今回はコロナにつき、なんとライブ中のオーダーは禁止!

公演中もマスク着用との、新しい形のライブとなった

 

ライブもだけど、コロナの影響で

インターネットによる配信ライブというのが

少しずつ行われるようになって

新しい形でのライブの形式も確立されつつある

 

兎にも角にもオンタイムや対面というのが

禁止になった年で

時間と場所をズラしての『非同期』なんて

キーワードも出来たりして

 

さて、そんなこんなで、

レコード/CDの発売は見送られ

CDレコード屋もコロナで早仕舞

店舗よりもインターネットでの買い物に

益々拍車がかかった一年であったけれども

 

我らがメンバーの今年の一年はどうだったか?

 

 

まずはショーケン、行ってみて!

 

はい、どもー、

今年もあと僅かですねー

なにせコロナに始まりコロナで終わった

そんな年でしたねー

 

2020年はジミ・ヘンドリックスの没後50年との

ことで先月に『ライヴ・イン・マウイ』が発売。

一昨年にはエレクトリック・レディランド

50周年記念盤のリマスターが出たりと、

50年つながりのリリースが相次ぎ嬉しい限りです。

 

そんななか、今年の発見は遅まきながら

ゲイリー・ムーアです。

ハードロックの速弾きギタリストくらいの

印象しかなかったのですが、

2012年に『blues of jimi』というライブアルバム

をリリースしていました。

全く知りませんでしたか、

彼は筋金入りのジミ研究者だったようで、

2007年にロンドンで行われたジミの

『ライヴ・アット・モンタレー』DVD化を

記念して行われた一夜限りの特別イベントだった

このコンサートの模様が収められたのが

このアルバムでした。

 

ジミの話題なのにジミでなくて、

なぜしかもゲイリー・ムーアなのか、

ということなのですが、

ジミのレコードの音って、

これまで数多の雑誌や書籍、

ネットなので語り尽くされていますが、

ギター、アンプ、エフェクター

スタジオレコーディングと、

あらゆる要素において『あの音』は

誰にも出せないものだった訳です。


だからこそ、ジミがこの世を去った今、

どうやってあの音を出しているのかは、

誰かジミ以外の人の作品を聴くことでしか

得られるものではありませんでした。

また、人がジミをカバーするとき、

そこに自らのオリジナリティを加えたくなるのは

もっともだと思いますが、

僕にとってそれはあまり重要な部分ではなく、

繰り返し聴きたくなるジミのカバーアルバム

というものはこれまでありませんでした。

そんななかで見つけたのが、

このアルバムでした。

 

まず、原曲に忠実に演奏されています。

これは嬉しいことです。

ジミの微妙なタッチやタイミング、間、をも

再現されており怖いくらいにジミと同化している

のではと思うところがひとつではありません。

 

次に音です。本当にあの音を出しています。

やっぱり出せるんですね笑。

ストラトキャスターとマーシャル、

ファズフェイス、ワウ、

これらが完全にコントロールされていて

まんまあの音がしています。

アンプの歪み具合、そこにファズフェイスが

高ゲインで突っ込まれる感じ、

ワウの刺さり具体などなど。。

 

曲が終わってもアンプから悲鳴のような

ノイズが響き渡りファズのフットスイッチを

オフしたときにノイズ音が減少する瞬間が

収録されていて、

それを聴くと本当にジミの出していた音が

存在したんだということが感じられます。

まさに職人芸と言っても過言ではありません。

 

作品後半では、ミッチ・ミッチェル

ビリー・コックスと共演していて

最高潮を迎えます。

ジミもミッチもムーアーも

もはやこの世の人ではないんですね涙

 

 

20201219163145

 

◆ゲイリームーア/blues of jimi

曲目


1.パープル・ヘイズ
2.マニック・デプレッション
3.フォクシー・レディ
4.ザ・ウインド・クライズ・メアリー
5.アイ・ドント・リヴ・トゥデイ
6.マイ・エンジェル
7.エンジェル
8.ファイア
9.レッド・ハウス
10.ストーン・フリー
11.ヘイ・ジョー
12.ヴードゥー・チャイル (スライト・リターン)

 

youtubeにも上がっています。

是非とも聴いてみてください。

 

今年の夏に良く聴いたアルバムを

ピックアップします。

 

◆CittY/流線形'14

常夏シティーポップなバンドの2ndです。
ユーミソか?これまで4枚のミニアルバムを
リリースしているようでノスタルジックな
70-80'sの夏ぅ~の感じが良かった1枚ですー

 

◆DORIAN/MIDORI

3rdアルバム。Rolandリズムマシン「MC-909」
で製作されたというトロピカルでラウンジな要素に
サンプリングが多用されたトラックは
とっても気持ちいい感じで聴けるので
コロナ禍テレワークのヘビロテでしたよ~

◆microstar/microstar album

日本のシティ・ポップ・ミュージックの
2000年代の最高傑作とのうわさを聞きつけ
手に取りました、、
ソフトロック、エレポップ、AOR、を聴かせる
男女ユニットの1stです。
2nd『She Got The Blues』もいい感じでしたが
やっぱコレ!

 

◆GAWARA!/ONIGAWARA

愛知県は名古屋市の?スーパー J-POPユニット。
夏のパワーポップがさく裂するMEGAチューンな曲
が満載のアルバムで、ティーンの心を鷲掴み?
してるらしいです笑
彼らのバックボーンを想像しながら
そのセンスを楽しんで聴きましたが、
そんなことなど関係なくこれに嵌っちゃう女子
って凄いっっ

では、みなさん、良いお年を‼

 

 


つづいて、TAKAZOOー‼

 

行ってみよー!

 

 

どもどもtaka-zooです!

まあどうせみんなも同じでしょ!!

 

先に行っておきます今年は最低です(笑)

いくらNiziUやBTSがブレイクしてても個人的には興味はないし

コロナ過で今年は例年にない最悪な状況で

洋楽インディロック好きとしては最悪!!

業界含めて惨憺たる状況なのは感じ取れます

 いつも行ってた時間にレコ屋も業務してないし

そもそも売ってるバンド自体が活動してないんだしw

さすがにぽちりたくても いつ何が出てるのかもしらないし

知らないバンドをさすがアテはないし

誰かわかんないものは買うすべがない笑

それに輸入品なんか発送しましたって連絡来てから

余裕でひと月以上届かないしね(笑)

時代がCDっていう媒体の時代ではないのかもしれないけど

いくら新曲聞きたいといっても自宅のデモの延長を配信されてもね(笑)

っていう今までとは全く違う環境の中…さあ本題

新人なんかまあいないんだけど新譜の中でも

数少ない中でストロークスやサーストンムーアが新譜を出してくれました

 

 

 

 

たぶん通常の世界での発売だったら絶対に話題にはなってたはず…

けども残念なことにこれだ!!!とまで琴線にふれなかったかなー

で最終的に今年はコレ!!

 

この2枚

まずはポストパンクの

 

Fontaines D.C. / A Hero's Death

 

Fontaines D.C. なんてほぼ1年で2枚出したし

今年に入って1st2ndを連続聞き

もともとそんなに興味なかったんだけどデビューはまさにいきおい一発

怒涛のパンクでジョイディビジョンって感じだったのに

2枚目出たら「コレ同じ人なん?」ってくらいに緩急つけちゃったり

バンドサウンドより打ち込み要素が増えたりで

ジャンルは違えどホラーズなんかがちかいのかも。

なんかそういう岐路が1年間であるのが妙に面白かった!!

コレは注目せねば!!ッて感じ

 

そんでもって2枚目は

今年結局一番きいたかもしれないハードコアの

 

METZ Metz / Atlas Vending

 

 

コレなんかすでに4枚目だし新人でも何でもないし

音楽的にどうこういうものでもないし

今年裏ベストのようなシングル集も出したりして

もしかして次はテイストが変わってくるのかと思いつつ

全くデビュー当時とテイストは変えないという男らしさ!!

録り音がプロデューサーによって違いはあれど

終始一貫して爆音のゴリゴリ

これがとにかくブチ切れててかっこいい!!

とにかくゴリゴリ

ディストーションやファズのかかったベースにはまった!

何にも考えないで爆音に包まれたい日が多かったってことですな(笑)

別に音楽的にどうとか何の楽器漬かってるかとかそういうのもう全然関係なし

とりあえず爆音でファズ踏んどけや!!っていうおとこらしさ(笑)

イイネ!!

まあでもやっぱり去年にひきつづき

なんとかリマスター達は頑張ってくれました!!

もちろん自粛期間なのかぽっかりと機関が空いてたりもしたんだけど

「こんなにいいいものがリマスターされたらもう普通に今のCDじゃ物足りないでしょ」

ってことで 今年の大賞も候補も含めてすべてリマスタ―!!

こんな状況でも待ち望んでたものが出てくれたのはうれしい!!

 

John Lennon / GIMME SOME TRUTH.

 

 

Prince / His Majesty's Pop Life / The Purple Mix Club

 

 

Prince / SIGN "O" THE TIMES

 

たしか去年も言ってたんだけど

発売当時や初めてCD化されたころとはもう別物なわけですよ!

(というかこうしないと今の人たちに見婿もされないんだろうね)

曲は知ってるけどさ、よく聞いてはいたんだけど

こんな感じだったんだと改めて思い知るわけです

おかげで絶対むかしの音源が聴けなくなるし 

何年たってもあの感動がよみがえってくるわけ!

 

で、 そんな中でも 極めつけ今年の大賞はこちら

 

 

The Rolling Stones / Goats Head Soup

 

 

ま、もう説明不要、これまた名盤です。

しばらくリマスターもされてなかったし忘れてるのかーって感じではあったんだけど

ストーンズのリマスタ―シリーズの3枚目はコレ来ますかって

けど 今回はついにリミックスリマスターに!!

とにかく音がイイのはもちろんだけど

今までくぐもってたbassもついにクリアに聞けた!!

なんていう感動もあったりして

その辺はベーシストとしてもうれしい限りなんですな!

正直にいうとこういうのが発売されて、

この歳になっていまだにまだ喜んで聞く力が残っててよかったよ笑

 

ってことで以上!!taka-zooでした!!

 

ps 

ことし詳しくはまってたものは

別冊DISCGUDE SUPER PIRATES をよろしく!!

(右のレコ評からリンク飛びます!)

 

 

 

というわけで、

 

最後のしめは 俺で逝きたいと思いますー

俺的には

益々レコ屋から遠のいた1年でありました

PCの前でAmazonyoutubeを行ったり来たり

での購入がほとんどでしたね

 

youtubeで絵がいいとついついポチってしまって

音だけ聴くと失敗した!なんていうのが

何枚かあった

 

そんななかで、先程述べたように

非同期に拍車がかかり

ネットのなかでは

新しいものも古いものも混在している中で

一体どれが新譜なのか旧譜なのか

流行ってるのかどうか、なんていうのも

まるで関係なくなったようでもあって

それこそが

新しい時代の予感をさせてもくれた!

 

新時代の到来か!!!

 

まぁいいかwww

 

まずは、

 

CHAI/PINK

 

日本のガールズバンド

これは一枚目でなんかおもしろい

 

20201219163149

 

 

eiLL/MAKUAKE

 

日本のダンスソウル系で

なかなかよくできた一枚

それぞれ音の良さが気に入ったところ

 

20201219163152

 

それからCDの発売が減るにつれて

入手が困難になりつつあるということで

最終的なリマスター盤を

今年のものでなくとも

確保しとかないと!!!

 

と、いうことになってしまい…

それでもリマスターされるのは

ストーンズビートルズ、ジミヘンなどの

大物のみとなり

 

その他は梨の礫…

 

その流れから

コルトレーンのインフィニティ

アリスコルトレーンのワールド・ギャラクシー

スーパーファリ−アニマルズの1st、2ndなど

 

リマスターはマジで欠品が出始めてるので

早めに確保しないと

 

恐らくもう手に入らなくなると思う

 

シブいところでは

 

フランソワーズ・アルディー/さよならを教えて

 

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なんてオリジナルアルバムの超音のいいCDを

手に入れたりとかも

 

嬉しいとことでは

ストーンズのゴーツ・ヘッド・スープが

リマスターを超えてRIMIXによる再リリース‼

これがメチャメチャいい音で脱糞もの…。

 

それと、なんといっても


プリンスのいい頃の音源のリマスターの発売も‼


さて、来年はどうなることやら…

 

 

               かし子

 

って、大賞はだれよー!!!???

 

2020年ありがとうございました。

また来年!