the counter pop’s blog

ロックバンド ザ・カウンター・ポップのブログです!

220. 『新作VIDEOクリップ ついにout!』






 こんばんは
ロッカーズディライト企画編集部の新人の安立です。
安立レイナです。




 今日は 
「THE COUNTER POP」 の
新作VIDEO CLIP 『Young Song』 祝リリース! ということで 
製作を担当した
 峯田さんに(以降ひで) お話をうかがいました。
でわ。




--こんにちは。梅雨に入りましたですが 
コンディションはどうですか?





(ひで)
 入ったの?元気だよバリバリ、伝説。
知らない? 
それよりさぁ今日そんなかっこうしてきたわけ?
それで電車乗ったんだ?パンツ丸見えジャン?
やばいぜぇ・・・。 普通・・・




--ええちょっと気合入れてって思ってです。
 えっとぉ では仕切り直しで
まず 新作VIDEOについて 
今作で3作目になるけど
どういったコンセプトで作ろうと考えたんですか?





(ひで)
 この間のクリップ メタル・コンストラクション
あれさぁほとんど撮影なしでネットにのっかってる人が撮ったやつを
かっぱらってつくったんだけど、いやぁ確信的にね
あえてだよ。 おもしろいかなぁとおもって・・・。
じっさいやってみて面白かったし、それはそれで
意義があったっていうかね、ただみんなにみせたら
なんだ自分で撮ったんじゃぁないんだぁ
ってがっかりされちゃってさぁあんまりみんな
編集のこととか考えないみたいで
・・・軽く扱われちゃったみたいのがあってね
じゃあぁ全部やったれ!みたいな?
まあ まずは曲ありきでね。その曲の持つイメージっていうか、
意図をより理解しやすく、またはしずらく?
みたひとが想像力が働くようにってね。
本来は音だけでね いいんだけれど ねぇ 
映像があると わかりやすくない? 




 --確かに 音と映像がシンクロすると その効果っていうか 
作品自体に よりリアルさが増してくる感じがしますね LIVE感ですか?
 




(ひで)
 作ってってて、まあ、まず曲は先にあるんだけど
絵をはめていくと絵が音を超えちゃう瞬間てのがあってさあ
聴覚より視覚が勝っちゃうみたいなさぁ
それがすっごくおもしろくてね
だからその瞬間がやってくるまで
ひたすら続けるみたいなね。




--こういうのってヴィデオ?ってどれくらいじかんかかるんですか?




(ひで)
 最初に多摩川のシーン撮ってから一年くらいは
かかってるね。そのあとパソコン買ったり
ソフト買ったり、試しに使ってみたりとか
そんなのもあったから。




--えっじゃぁ絵が繋がらないとか?そういうなのとかって
なかったんですか?





(ひで)
 良く観ると判るけど、髭が伸びてたり、年取ってたり(笑)。
あと太ってるよね、途中が。服が違うのは基本(笑)。
夏から冬にみたいな、パーカーばっか着てるのはそのせい。
服もねぇ一瞬だけじゃぁなくて全部違うと気にならないね、
季節もね。




-- それでそうですか・・・。
で、 この作品でいちばん表現したかったことは?





(ひで)
 えっ? そういうのはないんだよねぇ
芸術だから(笑)。
創作衝動のみでしょ。
ただ 普通ぽく ただ撮るだけじゃ面白くないでしょ 
音楽やる意味もそこにあるわけでね 
自分で作ってるんだからさ 全部ね 
さっきも言ったけど young songって曲のイメージそのものだよ
っていうより、曲のイメージと、それとはまた別に
映像、映像そのもの、をぶっつけたときに
なにがおきんのかなぁっていう興味。
コード感とかテンポってそれ自身持ってる色相とか
スピード感があって、
これは本当にそれぞれ、
音楽やる奴もやらない奴も。
みんな持ってると思うんだけど、
そこだね。
たださっきもいったけどそのまま映像をはめんじゃぁなくて
ぶつける、なにかがおきるのを待つ的な。
そんでなんだっけ?
ヤングのさぁ 行き場のない猛烈なエネルギーをね 
エミネムなラップと グランジなカレッジっぽさと 
呪怨な感じをあわせてピカチュウ技で表現してみたっていうの?(笑)
っていうのはうちのショーKenが勝手に考えてくれた
せりふなんだけどねぇ。




--1・2作とくらべて 何かある?




(ひで)
 1作目は メジャーデビューシングル『愛の泉』のプロモってことで 
宮崎淳氏っていう実験映像作家にフィルムで撮ってもらったんだ。
カンヌで賞取っちゃうような人でね、なんにもリクエストとかなしに
一切注文とかなしに、つくってくださいってたのんだら
あれができてきたの。凄いよねぇ。
違和感がまったくなかった。仕事をするなら
そういう人としたいよね、関係ないけど(笑)。
 あれこれくちだすナとか言う人いるけど言わせんな!ってはなしだよね。
言いたくないよ俺も・・・。
自分の仕事は自分でけつもってくれっておもうけどね。
2作目は自分で作った処女作だね(川崎フィルムフェスティバル出展作品)。
(無冠ね・・・)。
 あっ、だけど途中にYOUTUBE用に作った愛撫先(アイブサキ)の
動画、300万超え、ヒットしたやつとかがあるけどね。
 今作は、編集用にコンピュータとか揃えてやってみた。
っていうと何かと思うかも知れないけど、実はパソコンってのが
苦手で、なんか面白いことがあったら覚えるかなっておもった
だけなんだけどね(笑)。
ソフトってのも買ったりしてね・・・。
グラフィックカードください・・・とかね。
インストールとか・・・。
わかる?
あっあとカメラもデジカメね、それももう古いやつ
サイバーショットF77とかいったかな、それだよ。




--この作品は 世の中にどのように受け止められると思ってる?




(ひで)
 世の中ってもねぇ・・・。人がどう思うかとか考えないからね
いっさい。楽しんでもらえればとはおもうけど
どうやったら楽しんでもらえるかとかは
考えたことは無いね。
そのまえにひざになんか掛けてもらいナよ
ちらちらちらちら気になってしょうがないよ。
なんか目的でもあんのか?
えっ?なんなの?見えてもいいやつとか?
うえはどうなってんの?
ひもとかはないわけ?
ずるってさがったらおしまいジャン、ポロリもあるよみたいな?
・・・そんで カウンターだからね(笑)。 
バンド名も・・・。身モふたも無いってのが
特性っていうか・・・。まじめにやってる人には嫌がられるかもしれない(笑)。 
でもトータルで 『The counter pop』 っていうグループをよりみんなにわかりやすく伝えられるんじゃないかなぁ
・・・それ総面積がバンダナくらいしか無いじゃん・・・。




ところで前半と後半、というか
ラスト?リフレインの後で随分雰囲気が変わってしまってる
と思うんですが・・・。
これはどうしてですか





 エンディングにについてはいくつかのパターンを
考えてたんだけど
6割くらい作った後でなんかシリアスにシリアスに
なりすぎてるかなぁって感じたのね
ラストの近くになって、メンバー三人を
それぞれ土手に立たせて・・・ってシーン
があるんだけど 一番やりたかったのは
順番に三人が爆死していくってやつ(笑)。
笑いながら一人ずつ爆破してくんだよ
ゴダールの”気狂いピエロ”のパロディー
みたいにね
そんで多分いままでの俺だったら
そんな感じにしてたんだろうけどね・・・
極端なギャグって意味でね。
だけどそういうのって
案外伝わんないんだよね
なんか危ない奴っていうかそう見られたいやつ
みたいに思われるのも嫌だし
さっきどう思われるかなんて
一切気にしないっていっておいて
なんなんだけどね(笑)。
もうちょっとわかりやすい形で
バカバカしくっておもってね
ラストで「くだらねぇ・・・」って
笑えるほうがとっつきやすいかな(笑)
って計算もあったしね。あと緊張と弛緩のぶれ
というかバランスだよね、自分なりの。
あと爆破しちゃったらエンディングの登場人物
居なくなっちゃうしね
俺だけは生き残るってのも
メンバーに恨まれそうだし
ショーケンだけは生き残らせたくないしねぇ




--もうそれくらいにして下さい。監督の目からご覧になって、役者としての
Taka-Zooさんはどうでしたか?





(ひで)
 あっ俺?
・・・目ががいい(笑)。
死んでるよね。あんな目になっちゃう人生って一体・・・。
っておもうよね。
被写体としては興味深いね。
かっこよく撮れてんでしょ?




--ではショーケンさんはいかがでした?




(ひで)
 見た目がアスペルガー?まぁ全員だね(笑)。三人とも。
編集してて嫌になったもんホントに。
それより撮らしてくんない?
悪いようにしないから・・・。二十歳の記念に。
そのももをとりたいね(笑)。
・・・だけどショウケンは動画なのにただたってるだけ
ピたって止まってても
全然絵がもっちゃうんだよね、これはすごいよ。
才能だね。役者向き。
メガネも卒業したしね。レーシックっていうの?
グラディエイトみたいな。




--撮影〜編集〜プロデユース とすべてを自作した感想は?




(ひで)
 あぁ俺のシーンはショウケンが撮ってくれたよ、
なにしろ 誰も撮ってくれないからねぇ(笑)。
ヴィデオなんて、金もないしねぇ。
しかたないよね。でも良ければねぇ 
ホントなんでもいいんだけど・・・ でもって 結局 自作になったと・・・




--後、機材について簡単に説明してください




 俺本当に良く解からないんだけど
わかんないって言うのは
一般的に映像なんかやる人が
どんな風な道具を使ってやってるのか
知らないって意味なんだけどね

 
とりあえずネットで調べてみて
ファイナルカットっていうソフトが売ってて
マックなんかとセットで買わされるみたいなんだけどね
100何十万とかすんのよ
欲しいとは思うんだけどね(笑)
なに撮るんだよそれで!みたいなさぁ
自問自答があって
ヨドバシカメラいってPINNACLE STUDIO ULTIMATE ver11
ってやつ買ってきて
2万弱かな?アメリカでシェアNO・1みたいに
書いてあったし(笑)あと他にも同じような価格帯でいくつかあったんだけど
機能の多くが”自動的に”っていうのが売りのが多くて
こんなに簡単にって目的のやつ
ボタン一つでコンピュー太が勝手に編集してくれる
みたいなの(笑)。
選択肢があんまりなかったよね。
そんでこのピナクルっていうのは
クロマキーが出来て、あとはPRO DADっていうVFXんおソフトが
入っててこれがすごく気持ちよくって
感度がいい ハマルネこれは
そんでこのプログラムト通すと
なんともきめが細かくいい感じで定着するっていうのかね
洗い直しみたいな
 あとはだからパソコンね
動画編集に最適って言うからネットでDELLのINSPIRON530sっていう
インテルのCORE2DUOののってるっていうの
モリーは4GBかな
それをローン買ってきてNVIDIAのGF8500GTっていう
グラフィックカードのっけて
だんなんだろうね
周りでやってる人が居ないから
どれくらいでどれ位のものが出来るのか
さっぱりわからなくてねぇ
そっからだからさぁスタートが(笑)

 
 何しろYOUTUBEにのっけてH・Pに貼り付けて
携帯に入れて持ち歩こうって動機が先にあったんで
そんなにHIーFIで作る必要は無いと
おもってたんだけどね
あとこれはちょっと違う話だけど、小さい画面で見るから
クローズアップが多いしね
そんでなんだっけ?パソコンがそんなでしょ、10万弱に
グラフィックカードが2万弱だったかな
でもDELLじゃなかったらもっとしちゃうね
俺の財布じゃぁ(笑)DELLがあったから
できたようなもんかもね、苦労してんのよ
そのうえ目茶目茶不安定でね(笑)。
 あとは重要なカメラね
だからそれがデジカメでやったの
SONY CYBER−SHOT DSC−F77A
ってやつ
もう5年くらい前の型落ちで当時なけなしの3万円くらいで
買ってさぁ、いまならネットで5千円くらいで売ってるよ
だけどこれがかわいいやつで
MPG2での動画モードなんだけどね
なかなか軽いし、ポケット系、データもね
今なら手軽なハイヴィジョン・ムービー
なんてのも出てんだけど
パソコンがもつのかね?
俺のデジカメのファイルでも
重かったからねぇシーンシーンで編集して
仮焼きしたものを組み合わせて作ってって
最後にもう一回集めてきて
なるべくリスクのすくないやりかてで焼くみたいなね
 結構そういうのが大変だったよ
パツンパツンに作って最後に書き出せなかったりするからね
時々試しに書き出してみたりとかしながらさぁ
タイムストレッチっていうのかなぁ早回し
逆回しとかさぁその辺はえらくおもいね
しかもそれが使いたくてね(笑)。
そんなのもあったしファイルがでかいとどう
なんだろうね
 そういえば最近CMでやってるやつ
CANNONのEOS?一眼のその動画機能が
気になってしょうがない
いい感じで周りがボケてくれたりするらしいよ
ぐーっと絞り込んだみたいにさぁ
そういうの?試してみたいね。

  
 いろいろ金のはなしとかしちゃったけど
ヴィデオ見てもらってこれでこれくらいのもんが出来んのか・・・
とか目安にしてもらえたらいいけどね。




--それでは、最後に 次回作の構想を聞かせてください




(ひで)
 さっき話してたんだけど
カレーかなんか食ってるわけ、そんで
スーパーで買出しから始まって料理してるとこを
撮ってって、カレーができあがるとどうじに曲も
終わるみたいな、わかる?絵はカレーつくってんだけど
それとは無関係っていうか曲と微妙にリンクしながら・・・。
一曲分すすんでくみたいなの、わかるかなぁ・・・。
あっ、じゃぁ出る?カレー作る短大卒みたいな役で、
ポロリもあるよみたいなので。
そんなの。あと
まじめな話、音だけでね 伝えられるようには やっていkじたいけどね
ほかには DTMみいたいなね、そんなのもやりたい。 
映像の方のほうもね いろいろ考えてはいるんで 




--期待してます 今日は どうもありがとうございました




(ひで)
 みんな 観てねっ!!
編集長のさぁ・・・






                 かし子












■新作 VIDEO CLIP


 












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by ROCKER'S DELIGHT 6月号
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