the counter pop’s blog

ロックバンド ザ・カウンター・ポップのブログです!

538.『ヘリコイド付きFX−Mマウントアダプター』

定食屋のたかずう、繊細な写り。

FUJIFILM x-e1 canon l 35mm f2 解放絞りで


 って、ちょっと前に書いた・・・
書いたっていうか ヘルプ記事を出した
分解したら1mまで寄れなくなった
CANON L 35mm f2
結局 直ってはないんだけど
なんとか使いたい、し
使わなきゃぁ

 で、いつものように レンズなり 
いろいろ見てたらば
スクリューマウントのM39をM42に変換するリング
っていうのが出てて
何百円みたいな値段で売ってる
 これ何に使うの? みたいに思って
よく考えてみたんだけどね

 まあ、とりあえず、
M42のスクリューマウントのカメラに
Lマウント、M39のレンズを取り付けるのに
使う...。
って、当たり前かい でも、まずはそれだよ
ねぇ

店を出たたかずう さすがに明るすぎるんで
少し絞った

FUJIFILM x-e1 canon l 35mm f2 恐らくf4位

 で、あっ、ちょっと待てよ
LマウントをM42に変換すれば
M42のマウントアダプターに
Lマウントを着けられるのか...。
って、なって、
 えっ? でもそれピント合う
の? みたいなねぇ

 で、そんなこんなで 
買っても 2〜300円の代物なんで
買ってはみた。
 どうのこうのいうより
やってみるのが一番勉強にも
なるし
 で、そこの変換リングの
アマゾンレビューにチラッと

「Lマウントレンズでマクロ撮影が出きるなんて...」

なあんて書いてる人がいたりして
 えつ?なんだそれ、そういうのあるの?
だ。

 Lマウントって 
レンジファインダー用のレンズなんで
当時の距離計が70cm位までだったからって
理由なんだか なんだか
レンズ自体の最短撮影距離が
1m位までしかないんだよ
そこがもどかしいような なんなのか

 手元の キャノン L 35mm f2 も
そんなこんなで そういうジレンマを
抱えてたんだけどもども
 そのなんなのそのレヴューの

 M42マウントアダプターで繋げて
近接撮影ができるっていうのを聞いて
いてもたってもいられなくて
 これがまたさぁ、ストイックに
中国から送られてくるのを買ったんで
半月近く悶々として待ってたんだけどね(笑)
まぁ、待ってた甲斐もあって
その間にもいろいろ
思うところもあったり
なかったり、で
 ある日、ポストに入ってた。

 早速 袋を開けて Lマウントに
その変換着けて M42アダプターをかまし
カメラを覗いてみたんだ...。

 ん? なんでだろう 
まったくピントが合わない...。
なんだろうねぇ なんてなんて
カメラの焦点距離の設定を
弄ってみたりとか
いろいろなんだかよくわからないけど
やってもやっても上手くは行か
ない

 これまた明るすぎるんで少し絞った
後ろの植え込みが少し流れてていい感じに

FUJIFILM x-e1 canon l 35mm f2 恐らくf4ら辺

 あれこれやってる そんな時
左手の人差し指がファインダーに写り込んで
「あっ?」
だって、
 レンズの真ん前の3,4センチのところの指には
ビシッとピントが合ってやがんの
マクロ撮影って こんなにもマクロのこと
だったのね(笑)
 という訳で、レンズの前数センチの
ところにあるモノには
ちゃんとピントが合ってました
 まずは一安心。

 ただねー、なんていうか 
そういうニーズが俺のなかで無い...。
こんなに近くのものは撮らないし
食べものとかとる時っていったって
お皿の上の真ん中の一品とかにだけ
ピントが合うような感じだから
それじゃぁ何の料理かもわからないし
ねー、って感じなんだよ 
 まぁ、フツウに失敗(笑)
あぁ、シッパイだよね。

 まあそんで 気をとり直して
そんなこともあるだろうって
実は、頭の片隅で
予想してたところもあるんで(笑)
マウントアダプターにピント調節用の
ヘリコイドのついたやつっていうのを
もう こう なんていうか
そのままの勢いで しかも400円も高い
プライム商品でもって購入!!
なぜなら、もう半月なんて
待てないしね
なんてったって、プライムならうれしい
翌日着!!

正面のショーケンの図

FUJIFILM x-e1 canon l 35mm f2 これもf4辺り

 そんでなんだかんだいって 本当に
翌日着いたしね
これってスゴいよね どうやったら
そんなことができるんだろうか 大変だろうなぁ
っとも思うけど
 売れなくって、物が動かなくって
皆仕事がない、っていうよりは
いいでしょ?
 この翌日着、これによって 
兎に角、購買欲をそそられるって
絶対あるしねぇ 恐ろしいシステム
中毒性高いよ

 で、付けてみた 俺が買ったのは
最近見かけるようになった
(バシュポ) Pixco ヘリコイド付きマウントアダプター ライカ Leica M マウントレンズ
富士フィルム Fujifilm カメラ対応 ー「LM-FX/M」マクロヘリコイド機能付き
ってやつで
同様の目的の商品のなかでは最安値!

 っていうか そもそもこれって売ってるのも
随分前から
知ってはいたんだけど 2万円近くしたんだよ
って、買える?
2万あったら新しいレンズ買う
だろ?

 いや でも気にはなってたのね
ところが このバシュポのアダプター
6,200円なのよ 3分の1
半月待つつもりならば 5,800円でっていうのも
あったんだけど
そこは我慢できなかったんでね
 まあ金額ってデカいのよ 
俺にとってはさぁ

 まあそんな訳で 安くなったから
何とか買えて
 翌日早速付けてみた...。
 カメラがFUJIFILM X-E1 APS-Cセンサーだからね
まずは、カメラ側のXマウントにこのバシュポの
XF-Mマウントアダプターを付けての それに
Lマウント-Mマウント変換アダプターを付けて
Lマウントのキャノン35mmのf2を装着
俺の買ったときには
バシュポにはレビューもなく
レビューもなくレビューもーく(笑)
まぁ怖かったけどね

 で、実際 取り付けてみると
何のことはない ヘリコイドもスムーズだし
何ら問題ない 安いと逆に売れないって
何なんだろうね?(笑) わかる気もする
けどね

 まあ、それで そもそものLマウント
キャノンの最短撮影距離が1mで
それがこのマウントアダプターで
20数センチまで寄れるようになる
ってなってて
もちろん それは叶ったんだけど
うれしいのはそこまでじゃぁ
無くってその先があった!

 考えてみると当たり前なんだけども
元々がf2のレンズで
開放値も明るいレンズなんだけど
なにしろ寄れないからさぁ 
当然そんなにはボケないっていうの?
そうでしょ?
 で、やってみるまでは
あんまりボケをどうこうしたいとかっても
考えてなかったんだけど

 このヘリコイド付きアダプターを使って
グッと寄って撮ってみると
なんとも いいボケ具合に!
あらあら なんだか違うレンズみたいだし

 さらに言うと 古いレンズだから
モノコートだろうし 
コントラストも低いレンズなんだけれども
被写体にグッと寄れるもんだから
そこがまた逆にいい感じになって
なんともナイス!
輪郭がデリケートで発色も少し弱いけれども
それがいい感じに作用しての
柔らかな写りを実現!
元々のレンズの持っている
潜在能力っていうの?
設計された当時には
予想もされなかったであろう
 ついに、2017年に甦る! みたいな
どうですか?

 そんな話でした




               かし子


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