the counter pop’s blog

ロックバンド ザ・カウンター・ポップのブログです!

458.『映画『JIMI』(栄光への奇跡) PART2!』

『HONDA JET日本初飛行! 乗りたいっ!!』

 観てきたよぅ
JIMI 栄光への奇跡!
 渋谷は「ヒューマン・トラスト・シネマ」ね…。
当日、JIMI HENDRIXにちなん
だ扮装、服装で行くと
 あっと驚く割引があるってい
うんで アニメ、てんとう虫の歌
ひよ子宜しく犬のカラ兵衛ならぬ
マーシャルアンプに
跨って乗り込んでやった
ぜぇ〜 
 ジミ・ヘンドリックスでしゅぅらぁ〜
 もういいですか…。

 まあ アフロのカツラとか
被ってきてる、あご紐付き?
な人もいたよ(笑) 沖縄の知事風?(笑)
 割引用で入り口だけだけだったけ
どね(笑) 
で、知事以外は直ぐに外してた(笑) 
 いっても、客層はオジサン
ばっかりでしたし
 さすがに イマドキの若者
は行かないのかねぇ
 穴掘ったり、生き埋めしたり
忙しいだろうしねぇ…。
(これダメか!?)

 さぁ、ここから先は ネタバレもあるんで
まだ観てない人は 今週は飛
ばしてください!!

 で、今回のこの映画の
監督は 俺の知らない人だ
ったけど
映画としては まあまあの出来って感じ
っていうか、いやぁよく出来てたかな?
面白かったし
 編集もウマくてさぁ
無音を上手に使うのよ
チョット変わってるのねぇ 

 で、どうか?
 タイトルは 『JIMI 栄光の奇跡』でしょ?
 彼のアメリカデビューの直前、
で、その彼の名を知らしめることになる
モンタレー・ポップ・フェスティバル出演までの
一年間を
追ってるんだけど
 な、な、なんと!!
JIMI HENDRIXでお馴染みな
彼の楽曲は一切流れません(笑)
スゴいよね コレ!!
 斬新!(笑)
 権利の関係なんだかなんだか
使用料が法外がったのかなん
だか
 果たして、彼の曲ナシに彼の映画が
成立するのか?
って 製作側も悩んだ
ろうねぇ(笑)

 よって、どうだろう?
 DeepなJIMI HENDRIXファンには
まあ良かったかもしれないね
曲は死ぬほど聞いてるし
見てりゃぁ自然と
聞こえてくる!(笑)
 物語を追ってても
「ああ、そういう見方も
あるのねぇ…」
みたいなさぁ

 だけどもだけど、ただ、今回の
映画で なんとなく
JIMIに興味があって
入門編にしようかな?って
思って出掛けてきた人たちに
とってはどうだろうか?
 ん、ん?サッパリだったん
じゃない?
 じゃぁ、これを
観てファンが増えたのか?
って問われれば "否" だろうねぇ
 精彩の欠けたソックリさんの
オンパレード!!(笑)
とも言えなくないし
 逆にそこがいいとも
言える!

 基本さぁ、ミュージシャンって
カッコいいでしょ?
いやぁハンサムとか
そういうことじゃぁ無くって
なんて言うか自由の匂い
っていうか?解る?(笑)
 いったら、憧れの存在なわけじゃ
ん? っていう意味だと
描かれてる登場人物への憧れ度
はちょっと低めかなぁ(笑)
演者のせいじゃぁないだろうけども
 体も固く映ってるし
そもそも JIMIってSexyじゃん?
Sexアピールがスゴいじゃん?
聞いてるだけで犯されてるみたいな
一種の恐怖にも似た?
それが無いようなさぁ(笑)
 取りあえず、異形のギタリスト
が 当時は白人主体のロックシーンに
突如として現れたハズなんだ
けど そのへんの
異常さがちっとも描かれないまま
物語が進行しちゃうような
ところがあるんだよねぇ…。

 所謂、JIMI HENDRIXといえば 
爆音とトレモロアームによ
るフィードバックと
ドローン効果が周知なんだけれども 
そのらへんが 特に触れ
られる気配も残念ながら
無し…。
 FUZZ FACEを手に入れるくだりだとか
 あとは、ギッチョの彼が
不自由にも右利き用のエレキギター
を左利き用として
使って
 ただ、それによって
エレキ・ギターの弦の
テンションの弛みが逆に
粘っこいフレージングを可能とした、
云々、とかさぁ(笑)
 そういうのはいい?(笑)
 いやぁ、いろいろ突っ込
んで欲しいところも
あったんだけど 終始人間関係と黒人である
というアイデンティティと その周辺の話
について描かれてて ねぇ
うーん 微妙!! フラストレーションは
溜まるねぇ 物凄く…。
 まぁそこは本音として
無くはないところだねぇ?

 人間ヘンドリクスの苦
悩っていうのもさぁ
まずは 真ん中に彼の
圧倒的な音楽と演奏が
あってはじめて成立するみたいなところってあるじゃん?
思うんだけどねぇ 
そこが無いからさぁ
 っていうか彼の音楽を
使わせてもらえなかったんだろ
うねぇ(笑)
 そりゃぁないよね?誰のせいなの?
 だからたぶん あの映画
をジミを知らない人が観ても
きっと天才ギタリストに見
えないでしょ?
って、そこが一番重要なのに
ねぇ どう?

 それならば見た目の美しい
役者でもって
エレガントでセクシーな存在に
描ききるっていう手も
あっただろうに ってねぇ いろ
いろ微妙だったんだろうねぇ…。


www.youtube.com

 とりあえず 帰って来て
本物の本人が登場するビデオやら
レコードをかけて 自分なりに映画の
肉付け追加をしま
した(笑)
 って どうなの?
 まあ 曲を使わせて貰えないってねぇ
何度も言うけど
そこがネックっちゃあネック(笑)
 無理があったのかもねぇ

 ただねぇ、じゃぁ見て
損したか?って聞かれたら
そんなことは決してなくてさぁ
 レイト・シックスティーンって
いう特別な時代の空気感
っていうか?ヴィンテージ感とでも言おうか
 なんだかそういう香り立つような
芳醇な雰囲気っていうのが
すっごくよく出てて
流石なんだなぁ
そういうところって
すごいよねぇ
隙がないっていうか時代考証
みたいなそういうのにも長けててさぁ
がっかりさせられないんだよねぇ

 まぁ そういう訳で 冒頭
でも触れたけど
俺みたいなDeepファンには なかなか
興味深く 面白く 拝見できました!!
って感じかね?

 あとは もう 香取慎吾主演の
ふなっしー」映画 実写版に
期待するかなあ〜〜〜〜(笑)

 公開松!!



               かし子


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