the counter pop’s blog

ロックバンド ザ・カウンター・ポップのブログです!

272. 『MS処理なるもの・・・』

 はろぅ 元気?
Rock'n Roll やってる?

 このあいだ 年末にHDDに録画しておいた
少年メリケンサック」っていう クドカン
映画見たよ。 俺も池袋ウエストゲートパーク以来の
なかなかの クドカンフリークだから
今までもけっこう いろいろチェックしてたんだけど

 この映画は ちょっとちょっと
 んーってやつ
 微妙って。

クドカン 宮藤官九郎ってことで
かなりハードルが上がっちゃってる
ってこともあったけどねぇ もうちょっと 
面白くできたような 気はするね
彼なら。

 彼も Rock'n Roller として
Rock映画を 作りたかったんだろうけどさぁ
それなら!!って 
・・・いうわけでもないけど
みうらじゅん原作の
 「アイデン&ティティ」 
田口トモロヲ監督 宮藤官九郎脚本
こっちのが よかったかも・・・。
そういえば このふたつってかぶってないか?
こっちもクドカンだったんだよねぇ

 みうらじゅんのほうも 
かなりのフリークだから
・・・えええ、みうらじゅん
フリークなんじゃぁなくて
俺がみうらじゅんのね・・・。
けっこういろいろ チェックしてるし
ハードルもかなり上げてみたけどね
妙に引っかかる っていうのかなぁ(笑)
読後感っていうの 映画の場合は
何? 観終わって直ぐでは
微妙な感じだったんだけどねぇ・・・。
観たのも かなり前だけど
なんだか ずーっと覚えてるっていうか
引っかかってるんだよねぇ・・・。

 あと 引っかかるっていえば
カス・ヴァン・サント監督の『エレファント』!!


 アメリカの学園内銃乱射事件をモチーフにした
映画だったけど これもずーっと覚えてて
覚えてるっていうか 映画の中の無限ループに
取り込まれちゃったっていうか なんとも
奇妙な感覚の映画でね、 無限ループなのさぁ
メヴィウスっていうの?
曼荼羅・・・。
あれはほんと参ったね
ああいうのは なかなかないよ

 あと 『呪怨』の"2"。

呪怨1のほうも面白かったけど
"2"はまた 別物だね
後半エンディングに向かっての
鬼のような編集っていうのかなぁ
まさに悪夢の中から出られない!! 
みたいな あれも凄かったね
その後3Dで撮った 富士急ハイランドの映画って
どうだったんだろう・・・。
みて見たかったんだけど、
まだみてないんだよね。

 編集っていえば 北野武監督の
『3−4×10月』も凄かったね

 本格的北野映画の1本目だったと
思うんだけど 主演に つまみ枝豆っていう
異様な違和感からしても 氏のセンスが
爆発してるよね。 
俺はアノ映画のエンディングで
タンクローリーに乗った
石田ゆり子ちゃんと枝豆ちゃんが 
自爆するシーンの 石田ゆり子ちゃんの表情が
忘れられないね。 普通に談笑しながらの爆破!! 
みたいなね。 違うタイミングの
絵を合わせたのかね。
何しろ面白いよ。アノ映画は。
これも曼荼羅的、
たけし映画はいつもそう思うけどね・・・
ううん仏教徒!みたいな、
突拍子も無いのに
当たり前のことが
当たり前に起こるんだよね
仏様の手のひらで遊ばされている
感覚ってやつっ?


『フリー・ソフトでやる お手軽MS処理 MODERN SPLITTER 実践編風』

 んで 今日の主題
「MS処理なるもの!!」
ってことなんだけど

 DTMマガジンの今月号の後ろに
チラっとフリーのVSTの記事が載ってて根
有名な modernシリーズ ってヤツの
特集だったんだけど
そのなかでやっぱり チラっとだけど
MS処理用の フリーのプラグインとして
modern splitter っていうのが載ってて 
これが面白かった

 自宅派ミュージシャンにとって
ミックスダウンしたソースを
市販の音楽CD並の音圧まで
持っていくっていうのは なかなか
悩ましい作業なんだけど 
このmodern splitter っていうので 
それがある程度まで 楽に持っていける
っていうんだから もう大変だよ
だらだらぁあぁって書くから ヒントにしてくれ
たら

 そもそも市販のCD並みの音圧なぁんて
必要ないって
話もあるんだけどね。
だけどミックスした後である程度
それに近いくらいまでにして
比べてみナイト!くらべナイト!
ミックス自体がうまく逝ってんだかなんだか
判断しズらいみたいなね、
ミックス・ダウンとマスタリング後で
どれくらい音に差があるのか・・・
マスタリングに逝けばいく出
後はミックスの問題だよねぇ・・・
なんて逃げられる前に・・・
どこまでやっとけばいいのか
とかね
そんなはなしもあるっしょ?
大体音圧だけでも っていうかそれだけは
負けたくない!みたいのもない?
音の大きさだけなら
俺のがデカイぜ!みたいなさぁ
子供じゃぁないけど
チンコと音はでかくナイトっ!
バカだね。

ツううんでまずぅは、
 市販のお気に入りCDを DTMソフトに読み込んで
RMSの値を見てみると だいたい
7〜8とか その辺まではいってんだよね
この”RMS値”っていうのが肝で 通常は
ピークメーターっていうのを
見てやってんだろうけど 
こっち(RMS)は昔のVUメーターで
見てたような 音圧の平均値みたいなやつね
そのRMS値っていうのを 稼ぐために 
WAVES L3 とか あとその他の似たような 
マキシマシザーっていう種類の
エフェクターで レベルを上げていくんだけど 
必要なレベル値にもっていくまでに
ピターって 張り付いちゃうんだよね(笑)
わかるでしょ(笑) キックとかベースは
これくらい欲しいんだけど
エレキ・ギターとかシンバルとかは
こんなにいらない みたいなね
数字的にも(RMS値)
音圧はこれくらい
欲しいんだけど・・・
高音とか周りは
こんなにいらないんだよねぇ 
要は五月蝿い、みたいなって。
そんでEQやらコンプやらいじくりまわして
ぐっちゃぐちゃ・・・ミックスって何だったの・・・
みたいなね?違うう?

 いやぁ、あいだあいだでいろいろ
あるよ
そりゃぁね、ザックリとした話だよこれは、
 こまかぁくいろんな作業があってね、
そのうえでねって事だよ。
それと
 あっコレ(この話し) 前提として 
ミックスダウンが”完成”した2tr
ってことなんだけどね
自分なりにこれ以上は無い!
ってとこまでおいこんでのね 

 そんでじゃあこの2trを いきなり
ただ マキシマシザーで上げるんじゃなくて
もう一手間 かけましょう
じゃぁそれを
MS処理という方法で!! みたいなね

 ここです。今日の話し。
その記事で紹介されてたやり方を
もとに俺なりに解釈しつつ説明するよ
って

 MS処理の
  M = ミッド = まん中
  S = サイド = 両側
 で いいんだと思うんだけどね

 この フリーのVSTソフト
゛modern splitter ” っていうので
ステレオのソースを M/真ん中とS/
両サイドに
分けることができるっていうんだよね
解かるかなぁ
 いままでだと手軽なのは WAVESなんかだとマルチバンド・コンプ
だとか やっぱり マルチバンドのマキシマイザー
みたいなのがおもだったんだけどね
それでもいいんだけど それだと あたりまえなんだけど
マルチバンド・コンプとマルチバンド・マキシマイザーのおと
がするんだとねぇ そこまでは逝かないっ!っていうか
むりのある音っていうかさぁ
 まあ だから そこでは ”周波数帯別”で処理してたって
ことなんだけどね
それを 今度は MS処理って キックとかベースとか歌
とか主に真ん中に定位されてる物と
ステレオスピーカーの両端
にある物 mとsで
考えて処理するって 
低音から高音までってずぅーってうえから
下までヨコに線を引いて区切って分けて見たのを
”真ん中と両側”みたいに
3つにだけわけて考える
みたいなね
考え方だよ 考え方!
その先でまた細かく分けたりとかは
あるけどね

 まぁいいや 具体的にいうと ミックスダウンした
ソース(ステレオトラック)を コピーして並べました
(ステレオが2トラックできたね)
それぞれにmodern splitterを開苦っ
片方のトラックは midだけにし、
もう片方は sideだけにする!!
わかる?モダーンスプリッターの
セレクターを選ぶんだよ
そしたら それぞれのトラックだけ
それぞれ ソロにして聞いてみて
そんでもって マスターフェーダーに
RMSメーターを立ち上げ適正レヴェルを
チェックしつつ
俺の場合はmidの方から先に
サイドはオフって置いて
リミッターとL3で
調整し そこに必要な分の sideを
やっぱり リミッターとL3で 調整しつつ
ふんわりプラスするみたいなね
そんなやり方。
わかるかなぁ、説明が下手か?

 sideの方には ステレオ感を調整する
プラグインを噛ませたりとかね
薄くリヴァーヴとかも 面白いかも
そこはアイデア次第だね


 要はアウトラインの話なんだけどね
一人でやってるとけっこうみんなは
どうやってるのかなぁ
なぁんて気になったりはするけどねぇ
俺の場合は。
そんなんでちょっと書いてみたって話なんだけどねぇ
どうよ?
 そんな風にで処理された 俺達の曲達が
我らがマイスペース上でチェックできます
参考にしてくれよな!!
 ・young song
 ・running shoes
の2曲がそれだ!!
 →http://www.myspace.com/thecounterpop

ヤングソングってほうは
”2010もっとも違法にダウンロードされた
ガレージ・サイケ・ソング・イン・川崎”だって(笑)
メロトロンが最高だからねぇ・・・。


 よくミックスダウンについて
言われてることで ミックスは自分のイメージを
そのままトコトン追求して作り込む
とかいうんだけど・・・
そんで、そのままCDで焼いた後での ショボイ感じに
影響されて いろいろ形がかわっていっちゃう
みたいなねぇ。 
じゃぁこのMS処理ってヤツで
ここまで出来るんだったら
どうなの?って 確かに
ミックスは 後のことを気にしないで
自分のバランスで 作っていいのかなぁ
なんてね そんな風に思うよね

 なんだか かけ足だったけど
わかった? ちょうど同じようなとこらへんで
作業してる人が居たら
参考になればいいけど・・・
俺の場合は言ったらプリ・マスタリング
見たいなものの音圧のあげ方として
使っていますってことなんだけど・・・
他の人はどうなんだろうか?
合わせて情報交換なんていうのも
死体し、マイ・スペースなんか経由とか
あとは適当に 質問なりコメントなり
してくれよー!!

もうちょっとちゃんとやりたい
なぁんてひとならBRAINWORKSってとこの
やつが有名らしいよ
俺も使ってみたけど
なんだかややっこしかったよ
バカとロッカーはフリーでやってろ(笑)
金もねぇんだろ!
ってはなしかねぇ・・・。



                  かし子


  MODERN SPLITTER
  自宅マスタリング の 音圧
  CDの音が小さい
  MS処理 フリーソフト
  CUBASE
  ミックス・ダウン

2011年7月23日に追記です。

 この実験の結果を受けて新たに展開してみたよ
っで、この話の続きはここでつづくってさぁ・・・

http://d.hatena.ne.jp/thecounterpop/20110709

 是非読んでみてくれ珠江っ!

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by ROCKER'S DELIGHT 2月号
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